分割払いとは

分割払いとは高額なものによく使われる支払い方法のひとつで、いくつかの決められた回数に分割して支払うことです。手数料がかかるため、商品の元の金額よりも高い額を支払うことになります。

分割払いの仕組みと手数料

基本的にクレジットカードは分割回数が2回までなら無料で使えますが、3回以上になると手数料がかかります。実質年率や分割で支払える回数の限度はカードによって異なります。

三井住友カードの場合、分割手数料は次の通りです。

支払い回数(支払い期間) 利用代金100円あたりの手数料(円)
3回(3ヶ月) 2.01
5回(5ヶ月) 3.35
6回(6ヶ月) 4.02
10回(10ヶ月) 6.70
12回(12ヶ月) 8.04
15回(15ヶ月) 10.05
18回(18ヶ月) 12.06
20回(20ヶ月) 13.40
24回(24ヶ月) 16.08

参照:三井住友カード

例えば三井住友カードを使って50,000円のものを10回払いで購入した場合、月々の支払額は次のように計算して5,335円になります。

手数料 50,000円×(6.70円÷100円)=3,350円
支払い総額 50,000円+3,350円=53,350円
月々の支払い額 53,350円÷10回=5,335円

分割払いのメリットとデメリット

分割払いには、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

・お金がなくても高額の買い物ができる
・月々の支払いが少額で済む

デメリット

・分割払い手数料がかかるため、結果的に割高な買い物になる
・分割する回数が増えるほど支払い期間が長引く