【コンビニを週2回以上使う人は必見】
年間5000円くらいの節約は堅いコンビニ最強カードが誕生していた…!
~三井住友カードがついに本気を出してきた~

✎2021年6月14日

2021年2月1日、三井住友カードから驚異的なクレジットカードが発表された。

「どうせ大したことないんだろ?」と思われているかもしれない。
いや、このカードは本当にヤバい…。

筆者はクレジットカードに関わる仕事をしているが、発表を聞いたときには内容に間違があるのでは?と思ったほどだ。

なんと、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、マクドナルドで史上最高の還元率を実現している。
それも年会費無料で、だ。

カードの名前は『三井住友カード ナンバーレス(NL)』である。

名称の通りカード番号が記載されていないデザイン。
しかし、本当に注目すべき点はそこではない。

主要コンビニ3社での永続的な最大5%ポイント還元

三井住友カード(NL)の最大の魅力が、主要コンビニ3社とマクドナルドでの最大5.0%ポイント還元だ。

これが如何に突出したものであるか、他のクレジットカードと比較してみよう。

■主要コンビニ3社に強いクレジットカード比較

◀左右にスクロール可能▶
三井住友カード
(NL)
A社カード B社カード C社カード D社カード
セブン-イレブン 最大5.0% 最大2.0% 最大1.0% 最大1.0% 最大1.5%
ファミリーマート 最大5.0% 最大1.0% 最大1.0% 最大1.0% 最大1.5%
ローソン 最大5.0% 最大1.0% 最大2.0% 最大3.0% 最大1.5%
もはや小学校の徒競走にウサインボルトが混ざっているくらいの飛び抜け具合である。
現状では『主要コンビニ3社最強カード』と言って全く差し支えない。

この5.0%は期間限定のものでは無く半永久的に継続される。
つまりこれから先ずっと、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートでは実質5%OFFで買い物できるわけだ。

三井住友カードとしては実質初の”年会費無料”

三井住友カード(NL)の年会費は永年無料だ。

今まで三井住友カードは学生専用カードやリボ払い専用カードを除けば、すべてのカードに年会費がかかっていた。

三井住友カード(NL)は、コンビニ等での還元率がアップしているので本来であれば年会費もアップしてもおかしくないところ、逆に無料になるというワケの分からないことになっている。

今までの三井住友カードと比較

三井住友カード
(NL)
三井住友カード
年会費 永年無料 1375円(税込)
基本還元率 0.5% 0.5%
での還元率 最大5.0% 最大2.5%
海外旅行保険
最大2000万円

最大2000万円
お買い物安心保険 ×
最大100万円
年会費がかかるという点で三井住友カードを敬遠していた人も多いと思うが、三井住友カード(NL)からは完全にその敷居が取り払われた。

年会費が無料になることで、誰でも気軽に発行できるようになったのが大きな進化だ。

5%ポイント還元が適用される条件はたった1つ、タッチ決済で支払うだけ

引用:三井住友カード

5.0%ポイント還元が適用されるには1つだけ条件がある。

それは『Visaのタッチ決済かMastercard®コンタクトレスで支払う』。ただこれだけである。
いわゆる『クレジットのタッチ決済』だ。

クレジットのタッチ決済とは?

通常のクレジット決済では、店員にカードを手渡すか自分でカードリーダーにカードを差し込むと思う。
タッチ決済の場合、レジ前のタッチ決済用機器の前にカードを数秒間当てて決済する。
駅の改札にICカードをタッチする要領だ。

通常の決済の2分の1程度の時間で済むうえ、昨今の社会情勢を考えると非接触で済むのもメリットだろう。まさに一石三鳥の決済方法である。

ちなみにタッチ決済をしない場合は2.5%の還元率となる。(これでも充分に高い数値ではあるが・・)

※1 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合あり。
※2 一部Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスが利用できない店舗あり。

週に1800円使っていれば、年間5000円ほどの節約に繋がる

仮にセブン-イレブンやローソンに週間1800円使っているとしよう。
そうすると年間に約93600円使っていることになる。

これが5%還元された場合、年間¥4680分の還元となる。
10年間積み重なれば5万円近い金額の節約になるわけで、こうなると「たかがポイント」とは言えないだろう。

三井住友カード(NL)の弱点&注意点

述べてきたとおり、三井住友カード(NL)は革命的な高スペックカードだ。
しかし完全無欠の万能カードというわけではないので、その点も解説しておきたい。

基本還元率は高くない

三井住友カード(NL)の基本還元率は、今までの三井住友カードの系譜を引き継ぎ0.5%だ。
年会費無料のカードで基本還元率1.0%のカードも珍しくなくなった現在において、決して高い数値とは言えない。

メインカードとしてどこでも使えるかというと疑問は残る。

タッチ決済の浸透率がイマイチ

クレジットカードのタッチ決済が広まり始めて数年で、まだ認知が充分ではない。

筆者がコンビニでの支払時に「VISAのタッチでお願いします」と言ったら「え・・・?ああ、クレジットですね」と、一瞬店員さんが戸惑うことがあった。
実際には「クレジットで」と伝えるだけで問題無かった。

GooglePayでは5%還元が適用されない

三井住友カード(NL)はApplePay、GooglePayに設定することができる。

ただ、GooglePayではVisaのタッチ決済が使えずiDとしてしか支払い設定ができない。
iDでの支払いでは2.5%の還元しか適用されないので注意が必要だ。

ApplePay及び、カード実物を使って支払う場合は問題は無い。

今申し込むと5000円分ポイント付与のチャンス

現在、カードの新規申込者限定でキャンペーンが行われている。

特に難しい条件は無く、最大5000円相当のポイントがもらえる内容となっている。(1P=1円でタッチ決済に利用可)

【まとめ】日本人の6割が持つことになってもおかしくない、超特化型カード

日本には、コンビニを全く使わないと言う人が約20%いるらしい。(主に地方部の高齢者)
そしてクレジットカードを持てない17歳以下が約15%いる。

残りの65%の日本人全員がこのカードを申し込んでもおかしくないとすら思っている。それほどコンビニ3社での還元率は突出している。

ただ、コンビニに月に数百円しか使わないという人まで申し込むべきだとは思わない。

個人的見解だが、『対象コンビニに週に1200円使うかどうか』を判断基準にしてみてほしい。

それ以上の額を使う人であれば、申し込む手間やカードが1枚増える管理の煩雑さと見合うリターンが得られると考える。

サブカードとして無類の性能を発揮

筆者の三井住友カード(NL)のオススメの使い方は、コンビニとマクドナルド専用のサブカードだ。

普段使いには基本還元率1.0%のカード、コンビニ3社での支払時には三井住友カード(NL)、という使い分けを提案する。

筆者も発表と同時に申し込み、対象コンビニでの決済には必ず三井住友カード(NL)を使うようにしている。

三井住友カード(NL)が適さない人

・コンビニに月に3000円以下しか使わない
・クレジットカードを複数持つ&使い分けるのが面倒
・GooglePayに支払いをまとめたい
・スマートフォンを全く使いこなせない

上記に当てはまる人には三井住友カード(NL)はあまりおすすめできない。
年会費は無料なので申し込んで損をするということは無いと思うが、充分に性能を活かせるかとなると微妙なところだ。

三井住友カード(NL)が自分の生活にどれくらいの恩恵を与えてくれるか、冷静に考えて申し込むかは判断してほしい。

申し込みは主婦やアルバイトの方でも可能だ。

>>三井住友カード(NL)キャンペーンサイトはこちら


■追伸

2月のカード発表からわずか3ヶ月間で、三井住友カード(NL)の発行枚数は既に35万枚に達したらしい。
年会費無料のカードとはいえ、かなり早い発行ペースだ。
しかし、カードのスペックを考えれば当然ともいえる。

発表から間もないこともありまだまだ認知率は低いが、カードのスペックさえ認知されれば発行枚数はまだまだ伸びていくだろう。