【コンビニを週2回以上使う人は必見】
年間5000円くらいの節約は堅いコンビニ最強カードが誕生していた…!

~三井住友カードがついに本気を出してきた件~

✎2021年2月7日

2021年2月1日、三井住友カードからとんでもない新カードが発表されました。

「どうせ大したことないんでしょ?」と思っている人も多いでしょう。

いえ、このカードは本当にヤバいんです・・・。

僕は仕事でクレジットカードを扱っているので界隈にはかなり詳しい方ですが、この発表を聞いたときは脳汁が出ました。

なんと、セブンイレブン、ローソン、マクドナルドで5.0%還元セブンイレブン、ローソン、マクドナルドで5.0%還元になります!



期間限定とかじゃないですよ?
この先ずーーーっとセブンイレブン、ローソン、マクドナルドで5%還元なんです。
(※ちなみにファミマでも2.5%還元にはなります。)

そしてなんと、年会費永年無料です!

今まで三井住友カードといえば、学生専用カードやリボ払い専用カードを除けば、すべてのカードに年会費がかかっていました。

今回、コンビニとマクドナルドでの還元率がアップしているので普通なら年会費もアップしてもおかしくないところ、逆に無料になるというワケ分からないことになっています。

僕自身、三井住友カード(ノーマル)を所持していますが、「いったい、今までの三井住友カードはなんだったんだ・・」と思ってしまいました。

新カードの名前は『三井住友カード(NL)』です。(NL=Number Less)

三井住友カードが本気でクレジットカード業界の勢力図を変えにきています!

他の追随を許さない、コンビニ最強カード

繰り返しになりますが、三井住友カード(NL)なら、セブンイレブン、ローソンでの買い物が5.0%ポイント還元されます。

もともと三井住友カードはコンビニ3社で2.5%還元を実現していて、その時点でも『コンビニ最強カード』という評価を得ていました。

それがセブンイレブンとローソンでは倍の5.0%となり、これは比較するカードが存在しないくらい突出した数値です。

■コンビニに強いクレジットカードの還元率比較

◀左右にスクロール可能▶
三井住友カード
(NL)
JCBカードW ファミマTカード dカード au Payカード
セブン-イレブン 5.0% 2.0% 0.5% 1.0% 1.0%
ファミリーマート 2.5% 1.0% 2.0% 1.0% 1.0%
ローソン 5.0% 1.0% 0.5% 2.0%
※16:00-23:59限定
3.0%
※auユーザーなら条件次第で~5.0%
もはや、小学生の徒競走にウサイン・ボルトが参加しているくらいの独走状態です。

コンビニで使うだけでも、年間5500円くらいの還元は期待できる

仮に週に3回、毎回700円ほどコンビニを使っているとしましょう。
そうすると年間に10万9200円コンビニに使っていることになります。

それが5%還元されれば、年間で5460円分還元されることになります。

『4年で2万円』、『10年で5万円』と積み重なっていけばかなりの節約に繋がります。

消費税10%の令和3年現在において、自分だけ平成前半の消費税5%で買い物できているみたいなものです。

マクドナルドも同様で、仮に月に2000円マクドナルドを使っていれば、5.0%還元されると年間で1200円還元になります。

あなたが受けられる還元は年間でいくら?

あなたの生活スタイルの場合、どれくらいの還元額になるのかシミュレーターを作ってみました。

数値を入力すれば、年間でおおよそどれくらいの還元が受けられるのかが分かります。

5.0%還元が適用される条件はたった1つ、タッチ決済で支払うだけ

引用:三井住友カード

ただし、5.0%還元が適用されるには1つだけ条件があります。
それは『Visaのタッチ決済か、Mastercard®コンタクトレスで支払う』ということです。

普通のクレジット決済だとレジで店員さんにカードを手渡すか、自分でカードリーダーにカードを差し込むと思います。
タッチ決済の場合、レジ前のタッチ決済用機器の前にカードを数秒間当てて決済します。
駅の改札にICカードをタッチする要領です。

これだけで5.0%還元が適用されます。

ちなみにタッチ決済せずに普通のクレカ支払いをしてしまうと、2.5%還元になります。(それでも良い還元率ですけどね)

※1 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。
※2 一部Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスがご利用いただけない店舗があります。

三井住友カード(NL)の弱点

基本還元率は決して高くはない

NLも、基本還元率は今までの三井住友カードの系譜を引き継ぎ0.5%です。

プロパーカードとしては標準ですが、提携カードでは年会費無料で基本還元率1.0%のカードがいくつもありますので、その点は物足りなさはあります。

Visaのタッチ決済の認知度がイマイチ

クレジットカードのタッチ決済が広まり始めてまだ数年で(VISAが先駆け)、まだ認知が充分でないという面があります。

僕がコンビニでの支払時に店員さんに「VISAのタッチでお願いします」と言ったら「え・・・?ああ、クレジットですね」と、一瞬店員さんが戸惑うことがあります。
(「クレジットのタッチ決済で」と言うのが伝わり方がいいのでお勧めです)

これからは間違いなくタッチ決済が主流になっていきます。
ちょうど今が過渡期なので、この問題はすぐに解消されていくでしょう。

今までの三井住友カードと比較

三井住友カード
(NL)
三井住友カード
年会費 永年無料 1375円(税込)
基本還元率 0.5% 0.5%
コンビニ・マクドナルドでの還元率 最大5.0% 最大2.5%
海外旅行保険
最大2000万円

最大2000万円
お買い物保険 ×
最大100万円
お買い物保険が無い点こそ劣っていますが、どう考えてもNLの方が優れています。
もはやノーマルカードの存在価値はほぼ消え去ったと言えます。

他の年会費無料カード3種と比較

三井住友カードの場合、他のクレジットカードと住み分けができるので、並列で比較してもあまり意味が無いのですが、一応他の人気カードとも比較してみましょう。

◀左右にスクロール可能▶
三井住友カード
(NL)
JCBカード W オリコカード ザ ポイント 楽天カード
年会費 無料
基礎還元率 0.50% 1.00%
主な特約店 セブンイレブン:5.0%
ローソン:5.0%
ファミマ:5.0%
マクドナルド:5.0%
Amazon:2.0%
セブンイレブン:2.0%
スターバックス:5.5%
ウェルシア:1.5%
ビックカメラ:1.5%
楽天市場:1.5%
Amazon:2.0%
Yahooショッピング:2.0%
じゃらん:2.5%
楽天市場:3.0%
海外旅行保険
最大2000万円

最大2000万円
なし
最大2000万円
(※ツアー代金支払時のみ適用)
対応スマホ決済 Apple Pay
Google Pay
Apple Pay
Google Pay
Apple Pay
楽天ペイ
Apple Pay
Google Pay
楽天ペイ
ETCカード料金 無料 無料 無料 550円
※ダイヤモンドorプラチナ会員は無料
その他特徴 ・カード番号の記載が無し
・タッチ決済対応
・選択した最大3店舗の還元率が0.5%アップ
・18~39歳限定
・プロパーカード
・ポイント有効期限が12ヵ月と短く、延長もされない ・SPU利用で楽天市場が更にポイントアップ
・審査が緩い
※独自のポイントモール経由時

4月30日まで、利用額の20%還元のキャンペーン中

現在、新カード発表と合わせて大型のキャンペーンが行われています。

利用額の20%ポイント還元(最大1万円分)

カードの利用額の20%が必ず還元されるものになります。用途の制限はありません。

最大1万円までの還元なので、5万円ぴったり使ったときが最も恩恵が大きくなります。

(50,000円使って必ず10,000円還元されるって、普通に考えて凄くないですか?)


カードのローンチと合わせて、かなり大盤振る舞いのキャンペーン内容になっているので、もしカードを作るなら4月30日までがチャンスです。

※既に三井住友カードを持っている方、2019年3月1日以降、新規で三井住友カードを発行した事がある人は対象外になりますので注意!

【まとめ】日本人の6割が所持することになってもおかしくない、超特化型カード

コンビニを全く使わないという人が、日本人全体の約20%いるらしいです。(主に地方部の高齢者の方)
そして、クレジットカードを作れない17歳以下が約15%います。

残りの約65%の日本人、全員がこのカードを持つことになってもおかしくないと思っています。それくらいコンビニでの還元率は驚異的です。

とはいえ、コンビニに月に数百円しか使わないような人まで無理に作る必要は無いですけどね。

サブカードとして無類の強さを現す

僕の三井住友カード(NL)オススメの使い方は、やはりコンビニとマクドナルド専用のサブカードです。

普段使いには基本還元率1.0%の別のカード、コンビニでの支払時には三井住友カード(NL)、という使い分けを提案します。

僕も先日カードが手元に届いたので、コンビニの決済には必ずNLを使うようにしています。
三井住友カード(NL)は今後、急速な勢いで発行枚数を伸ばしていくでしょう。

あなたもコンビニで5%節約する生活を始めませんか?

【おまけ】そもそも三井住友カードってどんなカード?

あなたもきっと名前は聞いたことはあるとは思いますが、三井住友カードは日本で最初にVISAブランドのクレジットカードの扱いを始めたカードです。

時は遡ること1968年、国内専用「住友クレジットカード」発行します。


引用:三井住友カード

日本で最も歴史のあるクレジットカード会社のひとつと言って良いでしょう。

2019年時点で会員数は4,420万人にのぼり、日本人の約3人に1人が持っている計算になります(※過去にカードを作って今は使ってない人も含むと思いますが・・)

カードの特徴をごく簡単にまとめると信頼性や安全性、ステータス性はあるが、還元率がイマイチなカードでした。

カードのセキュリティ面、サポートデスクの対応の迅速さ、丁寧さに関しては高い評価を得ています。
あと、高級レストランやデパートで支払う時に出しても恥ずかしくないというステータス性を持っているカードです。(僕は別にどんなカードでも出すのに抵抗はありませんが…)

問題の還元率の方はと言うと、スタンダードな「三井住友カード(旧クラシックカード)」を取り上げてみると、基本の還元率は0.5%です。

最近は年会費無料で還元率1.0%のカードがたくさんあるので、お世辞にも良い還元率とは言えません
そして年会費が1375円かかる以上、誰にでも勧められるカードではありませんでした。

ただ、最大の強みがセブン、ファミマ、ローソン、マクドナルドでの2.5%還元で、人によってはこれだけでも充分年会費の元が取れていました。

今までの弱点を解消、長所を更に伸ばしてきたNL

今回新しく誕生した三井住友カード(NL)は、コンビニとマクドナルドでの還元率が5.0%に上がり、さらに年会費まで無料になったということで、今までの三井住友カードの問題を解消し、更に長所を伸ばしてきました。

これからはNLが三井住友カードの主力カードになっていくことは間違いありません。
年会費が無料になったぶん、ステータ性がどれだけあるかと言われると微妙なところですが、日本人の約3人に1人が持っているという発行枚数が示すとおり、カード会社に対する信頼性は確固たるものがあります。

『歴史ある銀行系のプロパーカード』という点でも1枚持っておくのは悪くないと思います。

>>三井住友カード(NL)のキャンぺーンサイトはこちらから